小泉城についてはこちらの大和郡山市歴史辞典に詳しく書いてくださっていて、『額安寺⽂書』によると839年(貞和6年)には小泉庄に地侍の小泉氏がいたことがわかっています。
┗小泉城(https://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/rekisi/src/history_data/h_021.html)
小泉の地名は、湧き水が枯れたことがないとされる「小白水」という泉から名付けられています。小白水を縦書きすると、「小泉」とも読めます。

小白水は片桐石州(小泉藩2代目藩主定昌)が茶の湯に使用していたとも言われ(近いので当然かと)、古来から名水として重宝されてきたようです。残念ながら県道に面していて車の往来が多いので、じっくり見ることは難しいですし、すでに井戸そのものは埋められているのですが、 ここが地名の由来だということはもう少し知られてもいいのかな。と思います。
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